セラミドはにニキビに効くのか?本当はどっち?
セラミドってという言葉聞いた事ありますでしょうか?
「乾燥肌にはセラミド」とよく言われておりますし、最近ではセラミド配合の洗顔料や化粧水を見かけるようになりました。
お肌の情報に敏感な方はもうすでにセラミドはご存知ですよね。
このセラミド、ニキビに効果的という意見もありますが、逆にニキビが悪化したという意見もチラホラとあります。
実際はいったいどっちなんでしょう??
この記事ではそのセラミドについて、ニキビに効くのか?悪いのか?注目していきたいと思います。
セラミドってなに?
セラミドは角質層の細胞間脂質(細胞と細胞の間で油分や水分を抱え込んでくれている)の代表と言われています。
みんなのお肌にもともと存在している成分であり、角質層でバリアのような機能をしてくれています。
健康なお肌はセラミドのおかげで細胞たちがきっちりと密着して詰まっていて規則正しく並んでいます。
しかし、セラミドが不足してしまうと、細胞が密着されず、肌細胞の隙間が大きくなってしまいます。角質層で隙間が大きくなってしまうと、外部からの刺激や細菌が侵入しやすくなってしまい、肌荒れなどトラブルが起こりやすい肌となってしまいます。
さらにヒアルロン酸やコラーゲンなどの破壊が進んでしまいますので、シミやしわができやすい肌にもなってしまいます。
セラミドのバリア機能は、正常で健康なお肌を保つのにとても重要な存在なんですね~。
セラミドの主な効能
・保湿作用
セラミドの保湿効果は有名ですね。水分と油分をスポンジのように溜め込む力があり、その水分を肌の外に逃さないようにする作用があります。
すばらしい保湿効果の上に、もともと肌にいる成分のため、刺激も少なく保湿してくれます。
・細菌などをブロックしてくれる
がっちりお肌の細胞達を密着してしっかりバリア!ヒアルロン酸やコラーゲンの破壊を防ぎ肌荒れ・シミなどをふせいでくれ、肌のキメを整えてくれます。
肝心のニキビへの効能は??
セラミドはニキビに効くのかというと。
ニキビの種類。どのような要因でニキビが発生したのか?が重要になってきます。
どういう要因のニキビには効くのかといいますと、ズバリ乾燥が要因だった場合です。
乾燥により過剰な皮脂分泌が原因でニキビが発生してしまっているのならニキビ予防に効果的である場合があります。
また、乾燥肌は免疫力が落ちてしまっており、刺激や雑菌に弱いです。
セラミドは、肌への刺激が少なく保湿がバツグンですので、乾燥肌の方のニキビ予防にも効果が期待できます。
セラミドによりニキビが悪化してしまう場合は?
セラミドは油分です。要因が乾燥ではなく、食生活などにより過剰な皮脂分泌が要因である場合、皮脂が毛穴を防いでしまっているところにさらに油分のセラミドを加えることにより毛づまりが酷くなってしまう可能性があります。
オイリー肌な方もあまり効果は期待できないと考えていいでしょう。
ニキビが発生する要因は色々
ニキビが現れてしまう要因はひとつではありません…
食生活や生活リズムの乱れやホルモンバランスの乱れ、ストレスなど…要因はさまざまです。
まずどうしてニキビができてしまっているのか?を追求するのが大切です。
要因を考え、それにあった正しいニキビケアをしていくことがニキビのないお肌への近道ですね。