ニキビケアに重要?ニキビとアクネ菌の関係
アクネ菌って聞いたことがありますでしょうか?
ニキビの主な原因ともいわれ、ニキビケアにはアクネ菌対策が重要とも言われています。
そのアクネ菌はホントのところどのような菌なんでしょう~?
ここではこのアクネ菌についてご紹介していきたいと思います。
アクネ菌とはどういった菌?
アクネ菌は正式名:プロピオニバクテリウム・アクネスと呼ばれ、アクネ菌がお肌にいるためにニキビが必ず発生してしまう訳ではありません。
男女問わず、お肌には常在菌と言って、お肌バランスを保ちコントロールして正常な状態に保ってくれる欠かせない細菌が存在します。
アクネ菌もこの常在菌ですので、ニキビに関係なく誰のお肌にも存在している菌なのです。
また、アクネ菌の特徴は、空気を嫌って、脂分を好む性質があります。毛穴に皮脂がたまりフタをしてしまうと、アクネ菌が好きな状態になり増えやすくなってしまうワケですね~。
アクネ菌の中にも「善玉菌」「悪玉菌」がいる?
アクネ菌にも善玉菌と悪玉菌の両方が存在してると言われています。
アクネ菌を細く分別すると66種類ほどに分けることができるそうで、大きく分けるとすれば3種類に分けることができ、3種類のうち、一つが善玉で、残りの二つが悪玉なんだそうです。
アクネ菌の善玉の方はお肌を弱酸性(PH4~6)に維持してくれ、病原菌などの増殖を抑えてくれます。
逆に悪玉の方は毛穴の中でリパーゼ酵素を分泌し、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解シてしまうんだそうです。
善玉アクネ菌ばかり増えてくれれば、ニキビの発生いしにくいとてもよい環境のお肌になるんでしょうけど…
アクネ菌のせいでどのようにニキビが悪化してしまうのか?
アクネ菌によりニキビが悪化してしまう仕組みは、角栓によってふたをされてしまい皮脂が溜まった毛穴の中に悪玉アクネ菌が入り込み、脂質を分解して毒性のある過酸化脂質を生み出してしまうのです。
これがアクネ菌がニキビを悪化させていく原因です。
アクネ菌は常在菌ですので、すべて殺菌することは出来ません…
じゃあニキビの悪化を防ぐにはどうすれば良いのでしょう??
ニキビの悪化を防ぐにはどうすれば?
たとえニキビが出来てしまっても、悪化しないよう炎症を防ぐにはどうすれば良いのでしょう?
炎症が起こってしまうのは遊離脂肪酸が酸化されて過酸化脂質になった場合です。
酸化が進まないようにビタミンCやビタミンE(トコフェロール)などの抗酸化物質を取り込めば、抗酸化作用によって脂肪酸の酸化を防ぐことができます。
またビタミンB2などで、脂質の代謝をアップできれば、酸化される前に脂質を代謝して体の外に排出できるかもしれません。
早いうちに炎症したりする悪化を防ぐことができるのならば、ニキビ跡がに苦しめられる心配はないわけです。
また、もっと根本的な部分で、角栓などで毛穴にフタをしてしまった状態を無くせば、悪玉アクネ菌に苦しめられることはなくなります。
毛穴が詰まらないようニキビケアには注意していきたいですね。